西湖スタッフが教える、アウトドアの知識! ~ドリッパーやミルを忘れた時の悩みをワイルドに解消!~

トップページ> 西湖スタッフが教える、アウトドアの知識! ~ドリッパーやミルを忘れた時の悩みをワイルドに解消!~

PICA富士西湖

2021年5月06⽇

キャンプ場の朝はコーヒーを飲むって決めているのに、

ドリッパーやコーヒーミルを忘れてしまった経験はありませんか?

コーヒーは飲みたい、でも道具がない、、、


そんなキャンパーの悩みを解消する、「煮出しコーヒー」を紹介します

コーヒーを煮るの?って思うかもしれませんが、これも立派な抽出方法


用意するものは水、コーヒー豆、ケトル、そして、焚き火だけ

先ずは、豆を挽く代わりに、豆を潰しましょう

ジップロックに入れた豆を薪で砕きます

薪がなければ、その辺に落ちている枝でもOK

適当に、ガンガン潰しましょう

不揃いでも粒が残ってても、いいと思います

野外なので細かいことは、気にしないでOK

焚き火の前でのんびり楽しみながらやることが大切です

豆が整ったら、次はケトルでお湯を沸かして、豆を投入

ポイントは、最初の数分のみグツグツ煮だして、

後はケトルを焚き火からおろして、豆が沈殿するまで少し待てば完成です


沈殿した粉がカップに入らないように、そっと注ぎましょう

豆本来の味が楽しめて、適当に入れてもコクがあって美味しい気がします

ただ欠点としては、どうしても口の中にカスが入ってしまうのと、ケトルがしっかり汚れます、、、

イメージ的にはターキッシュコーヒー風ですが、

実はこの方法、実は西部開拓時代にカウボーイたちが飲んでいたコーヒーの飲み方でもあり、

だからこそ「カウボーイコーヒー」とも呼ばれています

当時のカウボーイ達はジップロックの代わりに、

首に巻いたバンダナを使って、落ちてる石で豆を砕いていたそう

持ち物は豆とケトルだけ、そういうアメリカンな合理性にはいつも感激します


そんなウェスタンな世界観を楽しめる煮出しコーヒー

これならドリッパーやミルを忘れても、安心ですよね


tomo

PICAポイント会員システム

ご利用のたびにポイントが貯まり宿泊割引や
優先予約ができるようになります!

PICA富士西湖